自分で着付けする為着付けする場所を貸してはNG

最近たまに自分の着付けはお願いします。

 

子どもは自分で着付けするので「場所」を貸して欲しいと言う方がいます。

 

これは美容室に行って自分のヘアはパーマお願いするけど子供の前髪だけ自分で切りたいので場所を貸してくださいと言うのと同じ次元ですよ。。。あり得ませんね。。。自分の家でやってくださいと当たり前に言われる事でしょう~。

 

何故なら商いをしているわけ・・・商売です。。。他のお客様が困ります。

 

よその家でちょっと場所を貸してくださいと言うのとは分けが違います。

 

まともに考えて頂いたら分かりますが当たり前にそのちょっとでも料金が発生するのです。

 

たとえ混んでなくても「場所を借りて自分で着付けしたい」はカテゴリーにないのです。

 

それ以前に当店にその様なスペースはありません。

 

着物を着るのに着物を広げたりでちょっと横では出来ませんよ。

 

荷物を含め畳一畳は必要です。

 

イメージトレニングをしてみてください

 

混雑の中当店でスペースを作り場所を開けなければならないのです。。。

 

分かっていただけますか・・・?

 

男性更衣室もその時は開いていてもお客様がいつ戻ってくるかわからないのです…商いのリズムです。

 

わきまえた方は自分の家で着せてきます。

 

それが出来ないなら自分の理想は成立出しないと言う事です。

 

これが線引きでしょう~。

 

場所を借りて着せたい方は必ず「これでいいですか?」とその着付けのチエックをおねだりします。

 

そもそも素人技術ですからチョットは直せません~ほとんどが全体イメージが成り立っているだけで襦袢から全部直さないとダメです。子供がそれを着て歩いて動く訳ですからね。 

 

手直したらあたり前ですが料金が発生します。

 

貸し切りではないですからやっぱり出来なかった場合の突然のアクシデント依頼は予約していない分けですから他のお客様に割り込む事になります。

 

そんな方達に「you tubeで見ただけでは難しいですよ」とその件は説明しますが「自分でできる」と言います。

 

視点はそこでなく、それ以前の「場所を貸してください」が成立しないのです。

 

もう少し説明しますと

 

●家から着せてくると遠いと思う方で「ど・う・し・て・も」自分で着せたい方は前の日からホテルに泊まり

 

そこで朝お子様のご機嫌を取りながらゆっくり自分で着せて自分の予約分をやりに来店しませんか?

 

その方が速やかです。

 

場所は借りれない訳ですから条件に合うことをやるしかないのではありませんか?

 

勿論何をやるにもお金がかかります。

 

特に先着順位が「自分でも人前で着せてみたい」と言うおねだりですから。

 

わきまえている方達は自分で着せたければ自宅でサクッと着せてきます。

 

中には自宅で着付けてヘアも美容室でやり県外の遠~所からこの日の為に成田山へお参りに来ている方もいらっしゃいます。

 

場所だけ貸す?そもそもそんなスペースは当店の何処にあるのでしょう~か?横のチョットの場所と言う基準?どこですか?

 

商いが足止め食います・・・。商店の場所を借りると言う事は料金が発生するのです。

 

それ以前に混雑している中場所を貸し出すスペースはないのです。

 

役者さんのロケの撮影現場でもロケバスの中または車横で着替えるのが当たり前です。

 

コンビニでちょっとトイレ借りれる位が関の山ですよ。

 

それも借りれない場合もあります。

 

お店ですから時間帯でスペースが空いている時には着物を広げ手入れ、洋裁、アイロンがけ、この時期ですから空気の入れ替えや消毒等、次のお客様の準備に入りその時でしかできない事をやります。

 

基本着物レンタル屋さんですので着物をレンタルする方達のヘアアレンジ、着付け、撮影する場所です。

 

皆様それを守っていらっしゃいます。

 

皆様お急ぎです。皆様楽しみたいです。皆様綺麗になりたいのです。そして数か月前からご予約しています。

 

浅草、京都どこの着物レンタル屋さんも場所貸しはやらないです。。。聞いたことがない。

 

分かりやすく言うと何故ならそれは違うからです。

 

宜しくお願い致します!

 

お店のルールを自分流に変えたいと思ってもダメです。

 

理由は店のスタンスにその希望のニーズがないからです。

 

店でのルール、スタンスを守って頂いた皆様のほとんどが「楽しかった~」と言って帰宅されます。

 

そしてPHOTOの笑顔も皆様素敵です。

 

こちらも嬉しくなり今度はこうしてあげたい、ああしてあげたいと精進していけます。

 

●難しいことをお伝したいのではなく当たり前の事を再度お伝えしています。

 

 以上を守り引き続き残りの753をお楽しみくださいませ。